■前日に発生した肉離れとの戦い■
「祝い」であって、「呪い」ではないです
25回目のピューロ行きを決行した前日の日曜日は地区の体育祭でした。
私は現在、持ち回りの町内会の役員なので仕方無しに参加しています。町内会の中ではこれでも若手の部類なので、最終得点競技のリレーメンバーに選ばれたりしております。
若手ったって、孫がいたりする人たちの中での話なので、そんなんで「若手」言われても困るんですが、まーしょうがないので出ます。
ウチの地区はそんな状況であることから分かるとおり、全然体育祭に力を入れていませんが、地区によっては練習会やって選手を選抜したりしてるところもあります。
リレーは最終の得点種目なので、勝ちを狙う地区にとっては大変重要な競技であり、それだけに盛り上がるのです。
男女4名ずつ参加で200メートルトラックを半周ずつ走ります。
女子からスタートで、半周走ったところで男子にバトンタッチ。男子もトラック半周走って女子にバトンを渡します。
私は男子の3番目です。
リレースタート!
大歓声の中、我がチームはすでに後方でビリ決定戦に参加。まーそりゃそうだよね。
でも、ウチと似たようなチーム構成のところもあるので、一人で取り残されている訳でもありません。
前のチームとそんなに差が無い状態で私の直前の走者である、他人の奥様がスタート。
来た来た来た!うわあっ!奥さん、がんばっちゃってる!
えー!前走者に追いつく?
あー!あー!あー!抜いちゃったよー!どーなってんのー?
なんとギリギリ一人抜いて、必死の形相で差し出す他人の奥様の手からバトンを受け取ってしまった私。
行くっきゃないでしょう。
ビール飲んだけど3時間前だし、1本に抑えといたし大丈夫。
ちゃんと走る前にストレッチ念入りにやって、アップで外も走っといたから大丈夫。
俺にまかせろーと、全速力でダッシュ。
行けーーー、俺!
うわあ、後ろの走者が並びかけてくる!
させるかー!負けるなー、俺!
ぎゅいーーんと、さらに加速しようとした瞬間、耐え切れなくなった私の太ももの裏の筋肉がビキッていって、衝撃でたまらず転がる私。
(耐久時間はものの数秒ってとこでした)
ゴロンゴロン
うわっ!口に砂がいっぱい入ってペッペッペ!
「大丈夫ですかー!」とか聞こえて、必死で立ち上がる私。
凄い歓声が上がるがトップ争いに対してであって、私に向かってのものではないこと位はちゃんと分かってる私。
ビキッていった所がすげー痛いけど、とにかく次の走者である家内にバトンを渡さねば!
立ち上がり、走ろうとするが痛いので半分びっこ引きながらバトンを渡そうとがんばって進む。
家内が見えた!もう少しだ!
バトンゾーンで「早く早く!」とか言いながら逃げる家内。
追いつかない私。
「ま、待てって!待てって!」
必死で叫ぶ私の方に寄ってきて 「まったく!」 みたいな顔でバトンを奪い取り走る家内。
頼もしー!
後は任せた!かなり(前方に)離しといてやったので、気楽に走れるでしょう。
当然、リレーの結果はビリでした。
しかしです。レース後に1位のチームに不正があったようで結果に関して揉めに揉める。
そもそも不正までするなんて、その本気度は想像を絶します。
なんでも良いけど、立ってるだけでも足痛いから早く終わりにしよーよー。
げ!2位の地区のえらい人が、再レースを強硬に主張している。
勘弁してくれよー!
そんなんしたら死人が出ますよ。
協議の結果再レースは無くなり、このまま全チーム同点加算となりました。つまり、リレーは無かったことになったのでした。
がちょーーーん。
おうちに帰ってきても痛いし「肉離れ」のような気がするので医者に行こうと決断。
日曜なのでとりあえず休日診療所に行くしかないか。
家内は、まだ運動会に使った道具の片付けとかしてるので、一人で行こうと思ってたところ、心配した近所のお父さんが車で連れて行ってくれました。感謝!
休日診療所ではちゃんと検査できないので、「多分肉離れでしょう」としか判断してくれません。
「明日、整形外科医に行って診察してもらって下さい。外科が整形外科も診てるんじゃなくて、整形外科医の先生のところに行ってください」
だって。
えーーー、明日?やだよー!
明日は家内の所用のために家内を車で某所に送っていって、その後一日娘の面倒を看ることになってます。
娘は本日の運動会に幼稚園での参加があったため、明日は振替休日。
ってことは?ってことは?
そうです。
娘とピューロに行くのに千載一遇のチャンスです。
ずいぶん千載一遇のチャンスが多いヒトだなーと言われるかもしれませんが、いーんですよー。
だってさ、今は5月中旬ですよ。
一年の中でこの時期はピューロのダンサーさんの入れ替え時期がもうすぐという、非常に非常に大事な時期なんです。サムデイも5/22で終わるし。
この時期のピューロ行きは通常の6回分の価値があると言われているかどうかは知りませんが、大変重要です。
だって、明日のピューロでお顔を見ないと、もう二度とお会いできない方も確実にいるのですから。
行かないなんて、そんなん絶対駄目駄目!
考えました。
病院行かないでほっとくってのは、もう若くは無い私にとっては老後に不安を残します。
では、明日、整形外科とピューロの両立は可能か、、、。
ピューロの近くの整形外科を探すか?それもちょっとなあ。
家に帰って調べると、消防署で本日の当直医を教えてくれるというので電話したところ、おあつらえむきに本日は市内の総合病院に整形外科医の先生がいるということです。
家内はまだ町内会で片付け中なので、痛いけど自分で車も運転しちゃってソッコーで行きます。必死です。
総合病院の整形外科医の先生には、予想通り軽い肉離れと診断されました。
私 「何を注意すればいいでしょうか」
先生 「足を伸ばしたり曲げたりする動作をあまりしないように」
私 「車の運転はどうでしょうか」
先生 「そんなに問題無いです。軽度なので1ヶ月くらいで直るでしょう」
良かった良かった。先生が「ピューロ行ってきなさい」と言ったかのように感じました。
ホントは、長時間の体育座りは可能かどうかを訊きたかったですけどね、それがOKなら推奨してくれたようなもんですから。
家に帰ると、先日ネットで購入したものが届いてました。
オフロードバイクを速く、安全に走らせるためには、腿の裏側の筋肉、通称ハムストリングスが非常に重要なので、そこを鍛えるために注文したものです。
ラテラルサイトレーナーっていう、ステッパー
ダイエットにも効くってさー
ハムストリングス。
それは重要な筋肉。
そして、本日切れたてホヤホヤの筋肉。
んーー、すごいタイミング。
ネタとしちゃベタすぎですけど、だって、ホントなんだもん。
梱包解くのはいつの日になるのでしょうか??