■2002年6月

我が家の初ピューロ
それはこれっぽっちも期待せずに始まり、
そのまま終わるはずだった、、、、、

この初ピューロに関しては、思い出しながら書いてますのでざっくりとしか書けませんです。
画像もなくってすみません。

当時2歳の娘がキティちゃん大好きでありました。

ドラエモン、アンパンマン、ミッキーなんかも好きですが、とにかくキティが一番好き。
孫が喜ぶからと、じじばばがキティーものをわんさと買ってくるんで、あっという間に家の中はキティだらけになってしまったのです。

気になるのがキティものの御召し物。

親としては、あまりキャラクターものの洋服なんか着せたくなかったのでありました。

出来たら「組曲」なんかのまあ、そんなにお高くはないけどそれなりにお上品系お召し物を着せたかったのでありますね。

(お父さんがユニクロばかりなのは、このばやい、かんけーありません)

しかし、本人が喜んで着たがるし、それを知ったじじばばがまたまた買ってくれるはで、もはやあきらめ状態。

キティものの中にはビデオもあって、「みんなでダンス2」というのがお気に入りで、何十回も見ます。歌って踊ります。

ビデオには多分ピューロランドの中とおぼしきステージとか、階段とかあって、こりゃ連れてったら喜ぶだろうと家内と話していた矢先、ラッキーなことに新聞屋からピューロランドのタダ券をもらったのです。

折角なので会社休んで平日に家族で行くこととなったのです。

サンリオのホームページから道順とか調べて車で向かいます。

着くと、期待した地下駐車場はすでに満杯。

だが教えられたすぐ近くの立体にスンナリ停められて歩く。と目の前にあのエントランス。おお、これかこれか!
しかもエントランスを見る限りけっこう空いてそう。

うーーん、良いネ!

入場してすぐの広場に何人かのキャラクターがお子ちゃまと遊んでいる。娘はすっ飛んで行って抱きついてます。

良いネ良いネ!

よそじゃ、2歳半に満たない幼児が一人で近づいてってしばらく遊んでもらえるなんて無理無理。でも、ここなら大丈夫。

しばーらく広場でいろんなキャラクターに娘をかまってもらって、さてアトラクションを見に行きますかと、うろうろするが、お土産コーナーとかインフォメーションしかその辺にはない。家内と娘を置いてちょっくら様子を見に行って来ると階段を上がるとレストランになってる。

アレ??

広場に戻ってもらったばかりのガイドマップを見て(最初から見なさい!)、、、なあんだ、目の前のエスカレーターで下に降りるのか!

後から考えると可笑しいんですが、その時は
「地下は満杯だったパーキング!!」
という事が頭にあったんで、下に降りるとは思わなんだのですね。

下だよ下!と、おもむろにエスカレーターで下に、、、。降りてびっくり!

これかー「全天候型屋内テーマパーク」って!!

来るまで全くイメージできなかったが眼下にそれは広がっていた。

うーーむ。なんかすごいぞ。ビミョーに狭いだけにほぼ全容が見下ろせてすごい。(正しくはこれで全容ではないのだが、、、、)

うー、わくわくしてきた。

こうして、初ピューロは幕を開けたのでありました。


先ず、何から見るかといってスケジュール表とにらめっこ。

フェアリーランドシアターでの「ラブファンタジア」というショーを見ることに決定。

主演はマロンクリームですが、当時はマロンクリームって何?状態でした。

とにかくサンリオのキャラのほとんどを知らなくて、ダニエルすら知らなかったですからね。

その「ラブファンタジア」、内容はなかなか見ごたえがあって、歌もダンスも想像以上にちゃんとしてて意外な出来にびっくりです。

舞台のみならず客席後方の木やらなにやらまで動き出してしゃべりだすのにもちょっと驚き。

へーー、なかなか良いじゃないのと、次に見たのが「天使を救え」

これがカナリ効きました。

天使リリィが上から落っこちて来るところからして今と違って空中で手足をほんとにバタバタさせながら落ちてきて凄い迫力。

その後のゲッツの空中浮遊も見入ってしまったし、なんと言ってもその後のサラ&レイラ。

「赤コーナーから、サラ&レイラの登場です!」ってプライド並みのリングアナウンスが似合いそうな登場でした。

ブラボー!ピューロ、バンザイ!

その後はキティズハウスやら、夢のタイムマシンで落ち着きを取り戻し、さて、光のパレード「イルミナント」です。

一応サラ&レイラの登場でブラボーだった私ですが、パレードは見るつもりなかったです。

イルミナントを見る前の私のパレードのイメージって、「キャラクターがダラダラーっと手を振りながら練り歩く感じ。
さすがに場内1周じゃ、あっという間だから2~3周くらいはするんだろうが。」

悪い例えでは、オリンピックの入場行進ね。だらだらーってやつね。これが頭に浮かんでいたと思って下さい。プアーなイメージであります。

だもんで、

「え~、パレードなんか見るの?なんで見るの?」

と言ったらしい。

「友達が良かったって言ってたよ」と言っても、

「そんなの見るならその辺でコーヒー飲んでたほうがマシ」

などの暴言も吐いたらしい。覚えてないけど。

始まってみるとそんな先入観は木っ端微塵に吹き飛ばされました。

イルミナントは、全体がミュージカル作品であり、大スペクタクルショーなのでありました。

また来よう!

と心に決めたお父さんなのでありました。