その4．胸を張っていきましょー

ピューロの一番の魅力は「お姉さんがセクシー」で、それがメインテーマとかさんざん書いてきまして、真面目なファンの方々にはご立腹されておる方もおられるかもしれません。
（幸い、今のところ苦情メールは届いておりませんが、、、、）

そんなんで、いーのかあ？？と言われた時には、
ぜ～んぜんオッケー！
と、お答え致します。

昨今のお子様ターゲットの企業戦略をみても、例えば「仮面ライダー」「ウルトラマン」のメインターゲットは子供達からお母さん方に移行し、若くカッコイイ俳優の採用で大人気であることは周知の事実であります。
　

なんかやたらと爽やか系の昨今のライダーたち
初代の本郷猛（藤岡弘ね）とは大違い
かのNHKの「お母さんといっしょ」でさえ、体操のヒロミチお兄さんもこれまたソフト系のイイ男でお母さん方に大人気。

イベントではキャーキャー言われているらしい。

お母さん、いっしょに遊びましょうか
翻って我らがピューロはいかがでしょう。

女性ダンサーのセクシーな衣装。前列で見ているお父さんに、たまに注がれる魅惑の眼差し。
ドキッ！！
これはただの勘違いでしょうか。

いや、違う！断じて違う！！

たまの休みに「子供連れて遊園地」なんてのに家族で一番腰が重いのはお父さん。
ましてや、その遊園地が「富士急ハイランド」なんかならともかく、

びっくりした。びっくりした。

となりがちなのは、残念ながら仕方が無いことかも知れません。
私もそうでしたから。

そうは言っても、子供に何度となくせがまれたり、ウチみたいにタダ券をもらったりして行くことになったとします。

さほど気合の入らない状態で、さあ、今日は一日キティちゃんとおつきあい。2ショット写真でも撮ってやるか、と入り口で貰ったスケジュール表をにらめっこ。

とりあえずテキトーなアトラクションに入ったとしましょう。

以前「おかあさんといっしょ」のイベントで西武ドームに行ったときは、後ろの方の席で遠くて遠くて誰が誰だか分かんなかったけど、この会場ならステージに近くて良いなあ（狭いからですね）、、、

とかなんとか思いながら開演を待って、さあさあキティ出てこい写真撮ったるヨと思ってた矢先に登場するダンサーのお姉さんがえらく魅力的でセクシーだったとしたら、、、、、。

あまりに無防備、ノーガードで待ってたらボブサップが突っ込んできた状態です。
あーびっくりした。

まーでも、さっきのは特別だよなあ、
なんたってピューロランドなんだし、、、
と、これまた腑抜けた状態で次のショー（「天使を救え」あたりが望ましい）に入って、これまた輪を掛けてセクシーなお姉さんを目にした時には、疑問は確信に変わり、もう半分リピーター候補の出来上がりと言っても良いでしょう。

前述の仮面ライダー同様、ピューロのターゲットは以前の様にお子様だけではなく、保護者の皆様、とりわけお父さんがターゲットであることは明白であります。

昔のピューロを全く知らない、未だ4回しか行ったことの無い（あんまりピューロに興味無い、行ったことの無いかわいそうな方は「4回も行ってるの？」とか言いますけど）私の様な素人ピューラーでも、パレードDVDを見て、昔のパレードと最近のパレードの差（うれしいうれしい差デスネ）に驚きました。

お父さんをソノ気にさせないと来られないご家庭も少なくないでしょうから、集客には重要なターゲットであり、そこをピンポイントで狙ってくることは必然であります。

という訳で、ピンポイントに狙われたお父さん（←ここまで全て私のことです）は、ダンサーの方々に釣られてフラフラとピューロへ向かってしまうのです。

もはや逃れられません。

「サンリオの術中にまんまとはまっている」、という見方も出来ますが、いーーーんです。そんな術中だったら私は喜んでぱっかんぱっかんはまりたい！

勿論、お母さんにしても同様で、カッコ良い色気のある（男性ダンサーのお色気に関しては私は興味ありませんが)ダンサーのお兄さん目当てに、ピューロランドに行くのも以下同文で実に正しい姿であります。

世に出ている商品、サービスで、なんの戦略も想定もなく勝手に売れるモノなんて滅多にありませんから、なんか気に入ってモノを買うということは、みんな喜んで作り手の術中にはまっているのでありましょう。

さらにそれは日本経済の復興に一役買っている事になるのでありますーる。

さあ、ピューロへ行って日本を救おう！！
キャンペーン実施中！！

まあ、セクシーセクシーと言っても、そこはお子様主役の遊園地なんでたかが知れてます。
あんまりスンゴイのを期待されて、なんだよこの程度かよと文句言われても困ります。

そんな程度です！